Charlie Jadeやっと第1話見終わりました。
壮大なスケールで美しい映像が見どころでしょう。
このドラマは、イギリス、カナダ、南アフリカの合作で、撮影は南アフリカで行われたそうです。
日頃目にする海外ドラマはアメリカ産のことが多く、かなり新鮮なはずです。
この3ヶ国合作ということは、イギリスのテイストも少し含まれてくるかと思います。
たとえば、英語の訛りやキャストの人種や宗教的なことなど。
キャストは馴染みのない役者ばかりなので、かえって何も考えずに見ることができるかもしれません。
ストーリーは3つのパラレルワールドを行き来することになった私立探偵のチャーリー・ジェイドの話。
この3つのパラレルワールドは、「ブレードランナー」を髣髴とさせる荒廃したアルファ界、現代より少し未来の今いる世界のベータ界、そして環境破壊とは無縁のような世界のガンマ界。
アルファ界ではヴェクスコアという巨大企業が全てを牛耳っている。
しかもこの3つのパラレルワールドを行き来できるように何かを企んでいるようだ。
チャーリーはアルファ界の住人で、ケープシティで探偵をやっている。
このケープシティは南アフリカのケープタウンに当たる街であろうか。
チャーリーは助けを求められた少女と出会うが、どうやら彼女は何らかのきっかけでベータ界からアルファ界に紛れ込んでしまったようだ。
しかし、結局彼女は死体となって見つかる。
一方、チャーリーは見ている世界と別の世界が時々ダブって見えるようになった。
何かおかしいと思っているが、それが何かは今はわからない。
チャーリーは少女の手がかりを探していると、ゼロワン・ボクサーに行き当たった。ゼロワンはヴェクスコア社の創始者の御曹司。階級も最上級でやりたい放題。ゼロワンが乗っていると確信したヘリを追いかけているうちに湖へたどり着いた。が、ここでまた別の世界がダブって見えるのを変に思っていると、突然妙な大爆発が起こった。
これこそが、ヴェクスコア社が企んでいることなのだろうか。
次の瞬間、チャーリーは砂丘に横たわって気を失っていた。
風景からして、恐らくガンマ界に飛ばされたのだろう。
ということで、既に視聴済みの人たちの感想にもあるように、1話見ただけでは良いも悪いも判断できないし、かなり難解な内容の作品になっているようです。
1話目を見た印象は、映画を見ているような感じがしたことですね。
もちろん映像美も手伝ってです。とにかく風景が美しく、なかなかあのような映像は見かけないので、貴重な作品の1つかもしれません。
全般的にはダークなつくりです。
欧米では好まれる作品になっていると思いますが、なかなか日本人にはとっつきにくい映像と設定とストーリーかもしれませんね。
また、海外ドラマやSF好きでも好き嫌いが分かれる作品だと思いました。
まだまだキャラがこなれてないのであまりコメントできませんが、これから面白くなっていきそうです。
ひとつがっかりしたのは、たまたま吹き替え版で最新エピの一部を見ていたら、ゼロワンの声がキャラと全然合ってない。
もっと不良っぽい声の方が合ってると思うんだけど、あれじゃ優男風で迫力もないしがっかりです。声の線が細いのかな。
ヨン様の声を当ててた人じゃなかったでしたっけ?
他のキャラは変な感じはあまりしなかったんだけど・・・
あと、これも私のこだわり。翻訳を担当しているのは、これまたベテランの徐賀世子さんです。
以前NHKで放送された「レッドドワーフ」のギャグを本当にうまく訳されていて好きなんですよね。
Vexcore社のサイト(日本のジョークサイトですが(^^;)があって、本当の企業のサイトっぽく作ってあって面白いです。
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